auientの日常

ノンジャンルで書きたいことを書くブログ

人の考えがわからない件

自分は本当に他人の立場に立って考えることが苦手で、 これは例えるならこういう状況に似ているんじゃないかと思った。

<?php $you = Somewhere::comeFrom();

$you->placedIn($situation);

echo $you->thought;
# ==> Fatal error: Cannot access protected property Human::$thought 

$you は実装を知らないオブジェクトで $situation によって状態が変化する。 その内部状態を予測するのに近い。

これは、何も知らないで予測するのは難しい、というかできないと思う。 少なくとも $you$situation の両方を知らなければいけない。

$you の代わりに $I でテストするとか、よく知られた実装を仮定する方法があるけど それは代替手段であって、内部にアクセスできるメソッドがあるならそれを使うのが 一番いい方法だと思うんだ。違うのかなあ。

<?php

echo $you->getThoughts();

ここしばらくで読んだ本メモ

自分本を読むのがそんなに好きではないのではないか、ということを最近思った。なぜなら全然読むのが進まないから。興味が持てない本ならまだしも、ある程度面白いと思うものも全然読む気にならないのだなー。なんでだろう。

 

 

FinTech入門

マネーフォワード社長の本。これはさくさく読めた。軽い。ざくざく読み飛ばしても
なんとなく意味がわかるし問題ない。

ぱいかじ南海作戦 (新潮文庫)

なんだか老いぼれた椎名誠がくだらない妄想してる図が浮かんでしまって残念な気持ちに。なんだろうなあ、見た目はあやしい探検隊なんだけど味が全然ちがうみたいな。

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

おもしろかった。こういう面白さ、狙ってやってるんだろうなーというのがブログを読むとわかる。面白くて公益性がある研究ってすごい。応援したくなったのでWebで読める文章にリンクしておこう。

d.hatena.ne.jp

president.jp

3人子持ち 働く母の モノを減らして 家事や家計をラクにする方法

嫁さんが借りてきたのを読んだ。ホコリが出にくそうという意味で洋服を集積する部屋作るのいいなと思ったが、実現できる気はしない。その他採用できそうなアイディア見つからず。

達人に学ぶDB設計 徹底指南書 初級者で終わりたくないあなたへ

Kindleで。読むのにめちゃ時間がかかった。あんま残った気もしない。

アンダースタンディング コンピュテーション ―単純な機械から不可能なプログラムまで

図書館で。読むのに時間がかかった。途中までコードを書いてて、終わらないなと思って諦めて読むだけにした。オートマトンとか計算理論の雰囲気がわかるのは良い。細かいことは必要になってから改めて買って読み返すのがよさそう。

ロボットの時代 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)

これよかった。短編は読みやすいという知見を得られた。あと内容がすんごくおもしろい。なので、これの先行作品たる「われはロボット 〔決定版〕」を読み始めたんだけどこっちはぜんぜん進まない。

 

長い文章がダメなのかもしれない。とすると、星新一ショートショートとかいいかもしれないな。

Google検索結果からゴミサイトをフィルタする小技

「キーワード site:co.jp」で検索する。これでco.jpドメインのサイトだけを検索対象にすると、ゴミのような広告目的のサイトを排除し、質の高いサイトを残せることが多い。

例えば今日、プロテインについて調べた結果。

前者の結果はノイズまみれだが、後者の結果からは、よく見る「SAVAS」という製品が明治製で定番らしいことが読み取れる。また5番目くらいに公式の選び方ページがヒットしており便利だ。

このほか医療関係のことは「site:go.jp」で政府公式のサイトに絞るなどの応用ができる。

久々に小技の効果を実感したのでメモ。

中国で自転車が新婚夫婦のステータスだったのはいつなのか

こういう記事を見た。

www.itmedia.co.jp

で、関連記事を読んでいると、こんな記述をみつけた。

jp.wsj.com

中国では自転車はかつて、新婚夫婦が所有したいと願う4つのステータスシンボルの一つだった。他の3つは腕時計、ラジオ、そして裁縫用ミシンだった。中国経済が成長するにつれて自転車は輝きを失ったが、交通渋滞が問題になったため人気が復活した。 

 なにそれ興味深い。いつの話なんだろう。

文献によると

さっそくググったところ答えにかなり近い文章を見つけた。文教大学文学部白井啓介教授の論文である。

モダンは自転車に乗って - 中国映画の中の自転車 -

以下内容からメモ。

  • 中国では自転車史の研究がされていないらしい。断片的な資料から推測するしかないとのこと。この論文では映画の描写をもとに考察している。
  • 1926年の映画「一串珍珠(真珠のネックレス)」には人力車・自転車・自動車が登場する。この時点で自転車は連絡業務用に使われており、使用人の道具であって主人の乗り物ではない。
  • 同年代の自転車の値段は欧米産のものが100元、日本産のがあったとして50〜60元との推測。月収100〜200元が中間所得層らしいので、高いけど買えなくはない。
  • 戦後1946年「摩登女性」ではパンツスーツの女性が颯爽と乗りこなすモダンの象徴的な扱いをされており、20年代の泥臭いイメージとは一線を画す。

考察

分かったことから推測すると、中国で自転車が新婚夫婦の憧れになったのは、第二次大戦後の1945年以降、自転車がモダンなイメージで大衆的に普及してからだと言えそうだ。日本にも家電の三種の神器と言われるアイテムがあったが、それよりは少し早いかもしれない。そんなことが分かってよかった。この話はこれでおしまい。

Piggyback Riderのレビュー記事がGoogle八分にあっているらしい

2017/7/25追記:今同じリンクでググってみた所、無事(?)検索結果には表示された模様。

 


 

先月Piggyback Rider(ピギーバックライダー)という製品をこき下ろすレビュー記事を書いた。

先ほど、気まぐれに「piggyback rider 感想」という検索ワードでググってみた結果、奇妙なことに気がついた。

上掲のエントリが出てこないのだ。まあ、それは記事の質からいって妥当なのかもしれないが、自サイトの無関係のレビュー記事が2ページ目8つめの検索結果として表示された。

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これより上位に上掲のエントリがないのは不自然である。どうやらこれはGoogle八分なのではないか。(最近はなんちゃらSEOとか呼ぶのだと思うが、詳しくは知らない)

 

物は試しだと思い、Bingで同キーワードを検索してみたところ、公式サイトをさしおいて検索結果のTOPに表示された。

f:id:auient:20170703232617p:plain

確かにこれでは営業に支障があるだろう(輸入代理店である宮崎の零細企業にとっては)。

思えば、度々バイラルサイト(これも死語になった感がある)にPiggyback Riderが取り上げられるのは、この零細企業が集中的に広告費でも投入してるからでは?というゲスな勘ぐりも湧き起こる。

なんにせよPiggyback Riderが残念製品であることは事実なので、Google八分をくぐり抜けてこれらの記事を読んだ方は、これとは別のまともな製品を探されることをおすすめしたい。

【レビュー】直立型おんぶ紐「Piggyback Rider」感想

長男は4歳、次男は2歳で、そろそろおんぶ紐が辛くなってきた。おんぶ紐はエルゴベビーのものを長男が生まれてすぐから愛用していたが、2歳児はそろそろ足とかはみ出してる感じになってきたし、いわんや4歳児をや。

代替品を探してPiggyback Rider(ピギーバックライダー)を購入・使用してみたところ、エルゴの代替として失敗であったので、それについて書く。

製品について

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自分が購入したものは「スカウトモデル」というもので、ほかにリュックが一体化した「エクスプローラモデル」がある。パッケージの内容は上記のような感じである。いい紙質の英語の説明とペラペラの日本語の説明が入っており、いかにも直輸入ですという風情がある。

下の金属のステップは剛性感があり、子供が乗るのに不安はない。またバックルやベルトの作りもしっかりしており、ちゃんとした製品という印象を受ける。そういう意味では悪いものではない。

何が良くないか

エルゴとの比較になるのであらかじめご承知いただきたい。

試着できない

なぜなら実店舗に置いてないので。こういった子供グッズは購入の前に試用するべきだが、それができない。日本の輸入業者が宮崎の零細企業で営業力がないためだろう。

子供が寝られない

子供が立っていてくれることを前提に設計されている。ハーネスがついていて寝ていきなり転落することはないが、エルゴのようなガッチリホールドされた安心感はない。実際には子供を載せて歩いていると輸送反応で子供は眠たくなるが、これではそのまんま寝かすのが難しいという矛盾がある。この時点でかなり実用度が下がる。

不安定である

エルゴは親の体と子供の体がガッチリと一体化し、大股で歩いく程度では全く問題ない。この製品は子供が足を乗せ体は少し離れる構造になっているので、必然的に親の重心と子供の重心がズレる。結果、子供がちょっと身じろぎするくらいのことが親のバランスに影響してしまう。平たくいうとよろける。

また、親が大きく体を動かすと子供が足を滑らせステップから落ちることがある。ハーネスがあるので地面に落ちることはないが、もう一度足をステップに乗せるのはかなり面倒だ。ここでかなり満足度が下がる。

かさばる

収納しにくいのである。特に剛性のあるステップがあだになって、カバンにしまおうとすると邪魔で仕方ない。業者は「軽量でかさばらない」と主張しているが、何と比べてるんだ? ベビーカーに比べれば確かに軽くて小さいが。

またカバンから出して使おうとするときも、子供にハーネスつけて大人がこれ背負ってバックルつけて……とめんどくさい。エルゴのくるくると巻いてカバンにしまい、必要なときに取り出せるのが素晴らしく使いやすかったのだと気付かされる。

あ、これはカバンにしまう前提の製品じゃなかったのかな、最初から背負って出てずっとそのままにすべきなのかなー」と思うと、今度はこれが背中を占有することに気づく。すなわちリュックと競合する。子供が乗るときは手持ちか前抱きである。それはエルゴも同じなのだが、この製品の場合ショルダー部分がナイロンのしっかりした素材で作られているのでリュックを2つ前後に背負っている感じになる。

重い

エルゴに比べかなりの重さを感じる。なぜエルゴはそこまでの重さを感じないのだろう?と不思議になったが、おそらく重心が一体化することで体重を支える箇所が分散しているのではないかと思う。これは前述の通り重心が分かれてしまので、文字通り子供の全体重が両肩に乗り、結果として肩だけで支えている状態になっていると思われる。

良かった探し

視点が高くなるので子供は少し新鮮だったぽい。あと人目を引く(これは自分にとってはマイナスだが)。両手が空く。

結論

あまりおすすめできない。少なくともエルゴの使用感には遠く及ばないので、それは期待しないこと。これで実現できることの7割くらいは肩車でもできるので、まずは肩車をしてみてよく考えることをおすすめする。

 

めくるめくレゴの世界

ラズパイゼロが手に入り、そのケースをレゴで作ってみたい!と思ってレゴを買った。レゴは小学生のとき祖母に買ってもらって遊んだ記憶がある。

トイザらスに行って レゴ (LEGO) クラシック 黄色のアイデアボックス<ベーシック> 10692 を買った。できあがったのがこちら。 

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中身はこんな感じ。レゴたのしい。花びらパーツを活用してゼロを浮かせているのもポイント。

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案の定子供も興味を持って残りのパーツで飛行機や車を組み立てていた。最近のレゴはできがよくて、かっこいい形で色使いもオシャレになっている。

で、やっぱりパーツがもっとほしいなと思いネットの海をさまよっていると、色々と面白いことがわかってきた。

 

そんな感じで、機会があったら六本木ヒルズのレゴストアに行ってみようと思った。以上。

 

参考になったサイト:

alegoremagazine.com