広告ブロックに関する考えの整理
- そもそもウェブサイトとは、公開ネットワークで一般に公開されている文書である。
- 一般的なブラウザにユーザースタイルシートがあることから分かるように、サイトをどのように見るかは閲覧者の自由である。
- 広告だろうがアイキャッチ画像だろうが、邪魔だと思えば閲覧者はそれを消し去って読むことができる。それは全く正しい。
- 一方、広告を設置するのはコンテンツ所有者の自由である。
- 広告の閲覧を強制したいと考えるのも自由である。ただしそれは独自なルールに過ぎず一般的な了解ではない。
- なぜなら、インターネットは誰のものでもない公共のネットワークだからである。広告を見てほしいのならそのことを閲覧者に伝える義務がある。
- 通知方法はいくつか考えられる。義務を明記した規約と同意ボタンでもいいし、広告ブロックを検出してアラートを出しても良い。
- 品のいい広告と価値あるコンテンツを提供しているのなら、閲覧者は広告とともにそのサイトを見るだろう。そうでなければ閲覧者は去る
- 結果、広告が目的化した価値のないサイトが淘汰されると社会にとって一番望ましいだろう。