家にNASを導入した記録 (1)製品検討
メインのPCにMacbook proを買い足して、今まで使っていたiMacを家庭共用(写真や書類置き場)とした。今までバックアップが必要なPCはiMac1台であったので、外付けHDDをTimeMachine用として使っていたが、今回より2台になった。両方バックアップはしたいし、Macbook proはノートなので無線でやりたい。ということでNASを導入することにした。
スペックの検討
ディスク容量の見積もり
iMacのHDD容量は1TB(約80%使用)。既存バックアップ用の外付けHDDは2TB(約90%使用)。そこにMacbook pro(SSD 512GB)が加わるので、少なくとも3TB以上の容量が欲しいところ。
NASの仕様
HDDを自分で選びたいのでドライブレス(HDDの付属しないもの)を選ぶ。
最近のNASは色々多機能らしいが、今回はTimeMachineのバックアップさえできればいい。AFPに対応しているか、公式でTimeMachineをサポートしていることを確認する。
あとはRAID 1が使えること。これは2ベイの製品を選べばまず大丈夫。
以上を前提として、実際の製品を選ぶ。
製品の選定
NAS
2017/1/1現在でAmazonで売れ筋なのはSynology DS216jとQNAP TS-231+という製品。Synologyは社名でググると取材協力の記事がいっぱい出てきており広告してるなー感がある。実際に使ってみた記事・情報が豊富にあるのは良いが。ハードウェア的なスペックではQNAP TS-231+が上回り、価格もやや高い。
今回はAmazonで即納状態だったTS-231+を選んだ。
HDD
Akiba PC WatchのHDD価格動向を見て今出ている機種とだいたいの相場を調べる。各社NAS向けとされるラインナップ(Western Digital RED、Seagate IronWolf、HGST Deskstar NAS)があるので、その中から選ぶことにする。この中ではWDが多数派、Seagate、HGSTがそれに次ぐ印象。HGSTは価格がやや高め。
Amazonで見ると、WD Redは一番の売れ筋らしくレビューがたくさんついている。Seagate IronWolfはAmazon独自の延長保証がついて都合4年保証になっている。HGSTはというと……あれ?4TB2台分だとあんまWD Redと変わんなくね?
ということで日本人がなんとなく安心感を感じるHGST Deskstar NASの4TBを選択。
結果
となった。
正直ツクモのNAS福袋(DS216j + WD Red 3TB x 2が3万円ポッキリ) の存在にもう少し前に気づいていれば……!というのはあるのだが、まあまあ富豪めの構成ができた。
ディスクのアクセス性能は初回バックアップが終わってから計測することにする。