ゲームと子供と接待プレイ
非電源ゲームを子供にやらせたい。
自分はいわゆるテレビゲームを祖母に禁止されて育ったためか、自分の子供にもあんまり電源系ゲームをやらせ放題にしたくない気持ちがある。とはいえ、自分はゲームが好きだったし禁止するつもりはない。子供は子供で友達のやってるSwitchとか見て欲しいーだの言っている。まだ小学生になってない子供には早いんじゃないか……とか、逡巡してしっかり考えが定まっていない。
そんなところで、長男が児童館に行ってオセロをやってきた。なるほどオセロ、いいじゃないかと早速500円の安いやつを買ったのだ。ついでに押入れにあった二人用のブロックスも引っ張り出した。
ルールを教えながらやってみたが、なかなか難しい。長男次男ともに負けず嫌いで、自分が負けたとなるとガチ泣きする。泣くのはまだ良いとしてやる気を無くされると困るのだ。じゃあ適当に負けてやればいいじゃないかと思うかもしれないが、久しぶりのゲームで「わざと負ける」というのもなかなか難易度が高い。大人同士でやっていれば勝つための思考しかしないので、どうやったら負けられるか?ということを考えないのだ。
結果的には2回目3回目で適当に負けることに成功し、子供らのやる気を引き出すのに成功したようだ。
今回得た教訓は2つ。
- 勝つためのゲームでわざと負けるのには訓練がいる
- ゲームのルールとコツは分けて教えた方がいい
後者は、オセロでいうところの「隅っこに置くと強い」的な定石を最初は教えるべきでないということだ。ルールと一緒に教えてしまうと、何がルールで何がコツなのか子供が混乱したまま覚えてしまう。
自分はついコツを教えたくなってしまって子供たちの混乱を招いたが、最初はぐっと我慢してルールのみを教え(かつ、わざと負けて子供のやる気を引き出しつつ)、子供がルールを飲み込んだところで徐々に自分の勝率を上げて、コツを教える。というやり方が良さそうに思えた。
次に将棋や別のゲームを教える時にやってみようと思う。