auientの日常

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0歳児にも言葉のトゲは刺さる

ふと思い出したこと。

長男が1歳になる前だったと思う。離乳食も大分進んできて、うんちも大人と同じようなのが出るようになった頃。

 

オムツを替えるのは既に慣れていたけど、やっぱり臭いはひどいので、自分は替える時に「くせっ(半笑い)」と口に出すのがいつの間にか癖になっていた。

そんな感じで過ごしていて、ある日また長男がうんちをして「くせっ(笑)」と言ったとき、長男が泣きだした。普通に立っていたのが、急に声をあげて。

横で見てた嫁さんに、そんなこと言われたら誰だって嫌だよ、と注意されたけど、言葉の分からない0歳児に伝わるわけがないと思ってたんだ。でも実際にはそうじゃなかった。0歳の長男は、言葉に含まれる侮蔑的なニュアンスを感じ取って素直に反応した。自分はとても悪いことをしてしまったと思った。

 

うんちをするのか嫌いになっては大変なので、すぐに態度を改めた。

保育園の先生が子供のハナクソを拭いたときに「長男くん!とってもいい宝物がとれたよ!」というような100%ポジティブな言い方をしていたのをマネして、「いいーうんちが出たねえ!さあオムツ替えようねえ」と笑顔でほめるようにした。それ以降長男がわけもなく急に泣き出すことは、今までない。

 

このことで自分が学んだことは、

  • 0歳児に言葉の意味は伝わらなくても、言葉に込められた感情は伝わる。

ということ。

0歳だって人だから嫌なことはあるよなあ。でも言葉の伝わらない相手を人として扱うのって、意識しないとできないし難しいよなあ。と、そんなことを思った。忘れないための備忘録。