auientの日常

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餃子

お昼に餃子を食べたせいでもっと餃子が食べたくなってしまった。そういえば冷蔵庫に使いさしの、元の半分くらいになった白菜があるのだ。「今日は餃子にしよう」とその時思った。

ネットで餃子のレシピを調べつつ豚のひき肉を買って帰った。300gほしかったのに200gと450gしかない。少し迷って450gを買った。皮も40枚でなく70枚にした。多くても困らない。

餃子を包むのはいつぶりだろう、と考える。随分前、音楽仲間たちと闇鍋ついでに餃子を作ったのが思い浮かぶ。10年近く前のような気がする。それから今までにもやったかもしれないが、記憶がない。誰かと一緒に餃子を包むのは楽しい。子供と一緒に包む作業ができたら楽しいだろうな、と思う。

 

レシピを見ながら餡をこしらえる。長男に声をかけたら興味をもってくれた。すこし神経質な長男がいじけないよう包むコツを教えて、失敗してもいいんだよとやんわり伝える。

長男はすぐ作業に夢中になった。餡がはみ出ないよう少なめにしたせいで、皮が大きくぴったりくっついているけれど、真剣にやっている。それまで見ていたテレビに脇目もふらないで「ぼくは夢中になっているよお」なんて言ってるのがおかしかった。昼寝から起きてきた次男にも最後の1個をとじてもらった。

家族が風呂に入っている間に餃子を焼く。レミパンのテフロンは優秀だ。自分でも意外なほどよい焼き具合に仕上がった。

 

いつも白めしをおかわりする次男がご飯にいっさい手をつけず、代わりに餃子ばかり10個は食べただろうか。長男は自分で包んだ餃子に相当思い入れがあったらしく、先に焼いた私の餃子に手をつけずに待っていて、自分が焼きあがったら一生懸命ふうふうと冷ましてぱくぱく食べていた。こういう子供の姿を見るのは実に嬉しい。餃子は妻にも好評で、なんだか家庭の味って感じだねと感想をもらった。

 

今日の餃子は思い立ってから作って食べるまでがパズルのピースがはまるみたいにうまくいって、大したことではないのだけど、本当に嬉しかった。記念の写真でも撮っておけばよかった。よい、幸せなごはんでした。ごちそうさま。