auientの日常

ノンジャンルで書きたいことを書くブログ

【読書】2020年後半に読んだ本たち

1年のふりかえりを書きたいなあと思っていたら大晦日になってしまった。まずは本から。

 

Engineers in VOYAGE ― 事業をエンジニアリングする技術者たち

話題になってたので電子で読んだ。「事業」という切り口が良かった。チームの雰囲気や具体的なtipsもあり、voyageグループのブランディングとして成功してると思うけれど、肝心の事業がアレ。ゲーム攻略サイト事業とか誰のための何なのか分からん。自分はこの会社に行くことはないだろうな。

 

ドメイン駆動設計入門 ボトムアップでわかる! ドメイン駆動設計の基本

こちらも電子で。よく噛み砕かれており、いささか噛み砕きすぎなのでは感もあったけど、芯は残った。同じ人でphpconの発表をしてるのを見るとより深くわかる。

speakerdeck.com

 

愛蔵版 モモ

子供への読み聞かせとして物理中古本を。昔親に勧められたけど読まなかったやつ。読んで、親が勧めたくなる気持ちもわかりつつ、子供一人で読むのはあんまり想像できなかったので読み聞かせでよかった。自分の想像より近代の話だった。蔵書入り。

 

春琴抄 (角川文庫)

人に勧められて物理中古本を購入。純文学って全然知覚外で食指伸びなかったのですがここにきて谷崎を初読。セカイ系かなと思ったけどセカイ関係なかった。狭くて濃密な人間関係で話が完結するところに通じるものを感じたのかも。文体が独特なので、谷崎潤一郎ってそういうものかと思いきやこれが特殊らしい。人物が回り始めるまでは読むのに体力がいった。いつか子供が手に取るかも枠で蔵書入り。薄いしね。

 

小説 言の葉の庭

久々に映像見た後で物理本買いなおして読み直し。新海作品の通奏低音は「後悔」なんだなと気づくなど。まあ大部分は青臭さなわけですが。前に読んだメモをリンクしておこう。

 

読書量はかなり減ってしまったな、という1年でした。