auientの日常

ノンジャンルで書きたいことを書くブログ

【読書】眠れなくなる宇宙の話ほか

最近の読書傾向、漫画・物語・ビジネスもの・歴史もの・純文・技術とほんとにバリエーション豊富。良いことのような気がする。知らんけど。

 

眠れなくなる宇宙のはなし

メルカリで購入。さらりと読めた。眠れなくなる → 寿司 虚空編みたいな訳の分からない遠大な話……かと思いきや全然違って、細かいところは適度に省略したエッセイのようだった。眠れるぞこれ。続刊も同時購入してたのでとりあえず手元で保留。

 

【電子版】雰囲気でOAuth2.0を使っているエンジニアがOAuth2.0を整理して、手を動かしながら学べる本 - Auth屋 - BOOTH

どこかで電子版を買ってたのを発掘。手取り足取りでスッと読めた。curlコマンド使ったハンズオンになってるところがよい。より短い時間である程度の理解を得るのだとこのスライドの方がおすすめ。

 

日蝕

純文好きの友人のすすめ。新鮮だった。乗ってくるまでちょっと時間と体力がいる感じ。重厚な文体が本体なんだろうか。こういう世界があるんだなーという物珍しさの心が強い。

 

ターン

こちらも友人のすすめで。語り手が物語の筋に絡んでくる描写が妙。細部が似た他の作品を思い浮かべつつ読んだ(でもこれがその中では最も古いものだった)。何にでも有名作品を結びつけて語るのってエヴァ厨みたいで恥ずかしいですね。Wikipediaによれば3部作の1つらしいので、いつか通して読み直すかも。

 

徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト − アソシエイト教科書

資格を取ろうと思って新品購入。やる気がなくなり挫折、いつか使う。本棚の肥やしに。

 

おろしや国酔夢譚 (文春文庫)

メルカリで購入。最高に面白かった。題の酔夢とは宮殿の話でもありロシア自体のことでもあるんだなあ。自分が歴史小説に弱いのは(脚色されてるとはいえ)その話が事実だという重みと迫力なんだと再認識した。

最後の方は作者の日本批判とも取れる描写が鼻につく。Wikipediaによれば、作品出版後に光太夫が帰郷できたことを示す資料が見つかったらしいが、作者は作品を改定しなかったとある。歴史小説に作者の主観と願望が入り込むことと、史実の光太夫がトゥルーエンド(?)を迎えていたことを示すので、本当に最後まで最高。蔵書入り。

 

シベリア追跡 (集英社文庫)

椎名誠が大黒屋光太夫の足跡を追うというのでおろしや国と合わせてメルカリで購入。本編(おろしや国酔夢譚)の直後に読んだら文体と内容が軽すぎて乗り物酔いしたようだった。椎名誠の旅ものってこんなんだったなあ。そしてソ連。これの映像版『TBSテレビ開局30周年記念特別番組「シベリア大紀行・おろしや国酔夢譚の世界をゆく」』が見たい。

 

その仕事、全部やめてみよう――1%の本質をつかむ「シンプルな考え方」

Kindleで風呂で読むように。小野さんファンなのでどこかで聞いた話が多い。正直期待したほどではなかったかなー、この人はやはり生で喋ってる時が魅力的だと思う。

 

地名の楽しみ (ちくまプリマー新書)

これも風呂Kindleに。雑学の寄せ集めで体系さを欠くように感じられた。でも「〜池」という地名は地震のとき危ない、みたいな雑な知識を振りまいてるやつにマウントを取れるようになる意味ではよい。

 

絶対可憐チルドレン

〜40巻まで電子が無料だったので一気読み。高校生になっちゃった(昔中学生になったくらいのとこで単行本は諦めていた)。週刊連載のものは本筋に関係ないコマ・話が多いのでまとめて読めるとやっぱいいわー。GS美神が8年で39巻まで、こちらは15年で60巻まで出てる。長いわ。ケータイがスマホになるわそりゃ。

面白いのだけど、絶対進入/脱出できないはずの施設に出入りしたり、子供になったり大人になったりetc etcが全部「超能力」でアリにされてしまうあたりにご都合主義を感じてしまう。あと女子オタを取り込みにいってるせいなのか知らんけど自分からするともうエロを感じなくなってる。でもなー、完結して愛蔵版が出たら買うかなー。迷うな。

 

ダンジョン飯 10巻 (HARTA COMIX)

ダンジョン飯 ワールドガイド 冒険者バイブル (HARTA COMIX)

Amazonで物理本予約購入。絶チルの週刊連載の濃度に慣らされてからこちらを読むと濃ゆさがたまらないのですよ。1コマ1コマに意味がある感じ、練られたギャグ。本筋。これはもう薬物みたいなもんだね。EXILEなウサギの絵、作者がどんな顔して描いてるのか分からん。本当にありがとうございます。