「すずめの戸締り」を見てきた感想(ネタバレあり)
祝日に見に行ってきた。小さい映画館だけどギリギリ当日券が買えて、ほぼ満席。老若男女問わず。新海誠って国民的作家になったのかも、と思った。
以下、ネタバレを気にせず内容について書いておく。
- 猫キモイ。
- デフォルメされて目が異常にでかいデザインは意図的なのかなあ。もうちょっと写実に寄せてもよかったのではと思うけれど。
- 行動原理わからない。
- ミミズが意思のない化物扱いだったので、悪役どころが必要だったのかも。
- それにしても、終盤戻ってくるあたりはスッキリしない。
- モロに震災テーマ。
- 君の名は。が災害だったし、天気の子も災害だった。3連続。
- 次はどうするんだろう。
- あんまり挿入歌なかった気がする。
- むしろ懐メロ入ってた。
- 一番言いたいことはラストシーンで、震災遺児を肯定するところなんだと思う。
- 救済なのかな。
- でも自分は震災では別に痛い思いをした人間ではないのでnot for me感はあった。
- 4歳児がお母さんどこですかと訴えるところは泣けた。あざといなと思いつつ、子持ちにあれはしょうがない。
- 「後悔」について
- 新海作品の通奏低音は「後悔」だと思ってるのだけど、今回、あんまり後悔成分がなかったように思う。
- 東京から東北に向かうことになるところは似てるんだけど、自分でやったことへの後ろめたさがない。だってもうイスになっちゃってるし・・・
- その状況に追い込まれたのはすずめの責任じゃないので、故郷へ行くのもすずめの芯の強さみたいなところが前面に感じられた。感情移入しにくいところだったかも。
- おばさんがぶっちゃけた後に泣くところは好き。あれって黒猫関係ある?
- 余談:マックのおまけ本について
- マクドナルドのおまけ本を読んだんだけど、誰向けだコレ・・・ってなった。幼児か。幼児にこれ見せて、でもお母さん最初から死んでる映画につなげようとするの正気かよ。やっぱり新海だわ(?)