auientの日常

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「君たちはどう生きるか」を見てきたのでネタバレ感想をまとめて読んだ

楽しかった。初見で話の筋がそこまで入ってきたわけではないけど、なんとなく意味がつかめる(気がする)のと、映像的におもしろく、見終わった後の感情はよかった。ただ露悪的な表現がちょいちょいあったのも事実で、小学生の子供に見せるかというと微妙。もし見たいと言われたら「ちょっと怖いとこあるかもしれないよ」とことわるかもしれない、でも、あえて何も言わずそのまま見に行くかもしれない。

以下、読んでよかった感想・考察と一言感想をメモしていく(ネタバレあり)。読んでもピンと来なかったエントリは落としているが、それにしても数が多かった。

 

 

アオサギの話しかしない『君たちはどう生きるか』考察&感想&レビュー - 沼の見える街

生き物としての考察も入っていて読み応えあった。

 

「君たちはどう生きるか」宮崎駿監督が、新作映画について語っていたこと。そして吉野源三郎のこと|好書好日

書き手は本の原作者の孫で、宮崎駿本人のコメントも入っている。こういう一次情報ヨシ。

 

君たちはどう生きるか ネタばれあり・見たけど意味わからんかった人

メタファー、モチーフの考察と映像美について。

 

宮崎駿の悲しみと問いかけ─『君たちはどう生きるか』|下西 風澄

自分も感じた露悪的表現、不気味さについて丁寧に書かれている。

 

【映画感想】君たちはどう生きるか ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

見ただけで分からないところを考えていくと、監督個人のバックグラウンドの話になる。

 

ネタバレ配慮ゼロ『君たちはどう生きるか』感想文 - ←ズイショ→

「いやー観た観た」わかる。

 

一冊の本が人生を変えることがある──宮崎駿最後の映画「君たちはどう生きるか」── - 狐の王国

「淡い初恋をしている」の指摘が良かった。ここから(主人公の感じる)居心地の悪さがよくわかる。

 

「君たちはどう生きるか」このタイトルでなくてはならなかった理由―【藤津亮太のアニメの門V 第97回】 | アニメ!アニメ!

筋書き全体を説明しすぎのきらいがあるが、表題の本の内容に踏み込んでいてよい。

 

宮崎駿監督「君たちはどう生きるか」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

作家の方のガチレビューへのリンク記事。庵野作品との対比、見過ごされているペリカンについて。

 

Modern Times | スタジオジブリの最新長編アニメ「君たちはどう生きるか」をレビュー。本当に最後の作品か?

上記の方のガチレビューの方。

 

宮崎駿が宮﨑駿として描いた「少年」ーー「君たちはどう生きるか」感想 - 山田胡瓜@kyuukanbaのブログ

うじうじした少年が元気になる話が面白い。このツイート(「鈴木敏夫ジブリ汗まみれ」2018年1月21日放送かららしい)

 

『君たちはどう生きるか』 - 法華狼の日記

外国の映画監督の代表作に構造が似ているらしい。気になる。

 

『君たちはどう生きるか』と、実際の宮崎駿の両親について(ネタバレあり)|三代目

タイトルの通り、作品と絡めて監督の境遇について詳しく書いている。

 

『君たちはどう生きるか』あるいは「少年とサギ」レビュー 宮崎駿監督の創作の源流に触れることができる一作

ちっと文が大袈裟でバタくさい。作品名も英語基準になってるし、英訳前提のレビューなんだろうか。ライターは日本人のようだけど。

 

「君たちはどう生きるか」における母と石と悪意のこと|まつきりん

産屋と墓と石、2つの筋の考察が光る。やっぱり恋ですよね? 一番良かったレビューがこれ。

 

『君たちはどう生きるか』【ネタバレ感想】宮崎監督は「自分の人生の扉を離すな」と言った。|渡辺由美子(アニメ文化ジャーナリスト)

業界の人による考察。業界の人ほどジブリの人物(高畑勲鈴木敏夫)に言及する傾向がある気がする。

 

「13個の積み木と眞人の持ち帰った石のメタファー」、スタジオジブリ・宮﨑駿監督最新作『君たちはどう生きるか』ネタバレ感想 - Junk-weed’s blog

セルフオマージュのくだり、軽く触れられているけど「そうだよねー」ってなる。

 

『君たちはどう生きるか』を徹底考察 われわれ観客に対する宮﨑駿監督の“問いかけ”|Real Sound|リアルサウンド 映画部

映画評論らしい丁寧なレビュー。

 

『君たちはどう生きるか』 感想 - 月記

消化不良になるのわかる。自分は身内に「母親が死んで後妻がきた男子」の例がいて、その点で感情移入はしやすかったかもしれない。

 

どう生き~~~!!|肘樹

「小学校の図書館の棚にあった、有名なハリーポッターでもデルトラでも○○でも××でもない、まだ学校の誰も気づいてない、名前も聞いたこともないファンタジー冒険活劇の厚い本を手に取った」わかる。

 

全体通して、大叔父=駿説、勲説があったり、世界=ジブリ説、アニメ全体説があったりなど解釈に幅がある作品なんだという印象を受けた。どれか1つではなく重ね合わせでもある気がする。とかく、自分は楽しめたので良かった。