【レビュー】i5 Plus:iPadの通知を受け取るデバイスとしてのスマートウォッチ
iPhoneの代わりにiPad miniをいわゆるスマートデバイスとして使っている。
iPad miniは画面が大きいのが何より良く、電子書籍もカレンダーもTODOも一覧性が良いので操作が快適だ。MacBook Proの拡張ディスプレイとしてもジャストサイズである。最近ではつい歩きタブレット(本当は良くない)をしてしまうほど。
一方で携帯性は悪い。ポケットに入らないのでカバンが必須になるのはいいとして、物理的に身につけていないためメッセージや通知に気付きにくい点は実に良くない。
そのデメリットを補うべくAmazonで格安のスマートウォッチを購入ししばらく使用したので、感想などメモしておきたい。
なお、Apple Watchは高価すぎること・iPadに対応していないらしいとの情報があったため当初から選択肢に入れていない。
製品について
購入したのは「I5 Plus」という名前のスマートウォッチ。同じ製品がいくつかの会社にOEM提供されているらしく、Amazonでは複数の商品ページがある。いずれも最安2000円〜3000円前後で手に入るようだ。
使い方
Zeroner Healthというアプリをインストールして使用する。このアプリのアイコンがまたダサいのだが、気にせずググりながら設定してくとペアリングしてiPadの通知を受け取れるようになる。
良いところ
通知用途として実用的である。通知センターに表示されるお知らせを振動+日本語文字で知らせてくれる。「カバンに入れっぱなしのiPad miniの通知を腕で受け取る」という用途を過不足なく満たし、かつ数千円と安価なので、それだけで元が取れる。
指定時刻のアラーム、座りすぎの注意機能、万歩計、睡眠計の機能が利用でき、それぞれ実用になるレベルである。特に睡眠計は期待していなかったにも関わらず意外に高精度で睡眠時間を計ってくれる。
電池の持ちも良く、1週間は余裕で持つ。充電も入浴中の数十分で十分なのでストレスがない。USBプラグが内蔵されており余計なケーブルが必要ないのも地味にポイントが高い。
悪いところ
ときどきファームウェアだかアプリのアップデートだかでペアリングが切れることがある。アプリを起動しなおして解決する場合もあるが、ログイン前に戻されることもあり、その時にはそれまでの睡眠データや歩数データが失われ驚いた。自分はそれほど大事に思わなかったので許せたが、健康管理目的で買う人は注意した方が良い。iPhoneなどヘルスケアアプリがあると違うのかもしれない。
通知の日本語メッセージは一部文字化けがある。「ー」(伸ばし棒)が「⊆」になる、「駅」が「茄」になるなど。これも目立つが意味が通じなくなるほどではないので、なれると許せる。安いし。
あとiPadを見失った時に見つける機能は残念。アプリを起動していないといけないので実用にならない。素直にiCloudの「iPhoneを探す」を使うべき。
まとめ
炊飯器であつあつのスープを作る方法
我が家の朝食はパンが多い。自分が元々パン食だったのに加え、平日子供二人の朝食と保育園の送りとを自分が担当しているのでなるべく手間のかからない方法にしているのだ。パンくずは米粒と違って払えば落ちるし、何より手でつかんで食べられる。
栄養バランスは取れればベストだが難しい。最低限、野菜1品とタンパク質1品があれば良しとしている。今の所「ミニトマト+ゆで卵+野菜ジュース」という組み合わせが定番になっている。食卓の彩りとしては、もう一品増やして野菜を食べさせたいところだ。
以前スープメーカーを手に入れて試してみたことがあったが、扱いが面倒ですぐやめてしまった。ただ朝食にあつあつのスープというのは捨てがたい魅力がある。ネットでよく見るスロークッカーを試してみるか、いやこれ以上ものは増やしたくない……等々、どうにかならないかと思っていた。
バムとケロの寒い朝、という絵本を読んで(朝食にあつあつのスープを食べる場面がある)そんなことを考えているところに、炊飯器が目に入った。朝食では特に出番のないこいつ。うまく使ってあつあつのスープを作れないだろうか。
以前、炊飯器でカオマンガイを作ったことがあった。同じように材料を切って熱湯をかけ保温で放置してみた所、熱の通りが悪く半生状態であり、失敗であった。(その後は鍋で加熱しおいしく頂いた)
次に普通に炊飯してみた所、火は通ったものの水分がほとんど飛んでしまい、やはり失敗であった。(その後はスープを加えおいしく頂いた)
ならばと水分を多くしてみた所、少しはスープが残ってくれた。しかし投入する量に対してできあがる量が予測しづらい。その上調理中の炊飯器を見ると全力で水分を飛ばしており非効率で電気代も無駄になっていそうだ。成功とは言いがたい。
要は水分を残しつつ火を通せればよいはず。水分が多いごはんといえば、お粥。
我が家の炊飯器にはお粥モードがあったので、これを試してみた所、成功。水分が9割以上残り、具材にしっかり火も通っていた。そういえばスープメーカーにもお粥モードがあった。機械的な働きは似ているということだ。
そういうわけで、我が家の朝食にあつあつのスープが加わった。
長男はポタージュスープが、次男はお澄ましのスープがお気に入りなので日替わりでスープのレシピを変えている。食べてくれないこともあるが、手間なしで多少はいい食事を与えられているので自分は満足している。
レシピ
せっかくなのでスープのレシピを。いずれも出来上がり400g〜500gほど。4人分くらいになる。
必要なもの
- 炊飯器(おかゆモードのあるもの)
- 好きな野菜、肉など。
じゃがいも、にんじん、たまねぎが定番だがブロッコリーや豆缶、トマトなんかもよい。冷凍の鶏モモ肉は使いやすく出汁も出る。 - 出汁の素になるもの。コンソメ、鶏ガラスープの素など。
- 水
ポタージュの場合、さらに以下のものが必要
- 牛乳(100cc~)
- マッシャー、もしくはミキサー。野菜をつぶす道具。
バターやオリーブオイルを加えてもよい。
普通のスープ
- 野菜を食べやすく刻んて炊飯器に入れる。分量150gほどがよい。
- 水300ccほどとスープの素を加える
- 炊飯器をおかゆモードにし、翌朝6時に炊けるようタイマーセット
- できあがり。塩などで味を整えると吉。
ポタージュスープ
- 同じく野菜を食べやすく刻んて炊飯器に入れる。分量150g。
- 水200ccとスープの素を加える。あとで牛乳を加える分水を減らしておく。
- おかゆモードで炊き上げる
- できあがったスープをミキサーでつぶす。
- どろどろになったスープを鍋にあけ、牛乳100ccを加える。塩で味を整える。
Impress PC Watch編集長・若杉紀彦氏がほぼヨシヒコである件
Impress PC Watchといえば老舗のITニュースサイトである。自分がインターネットを始めたのは2000年前後だったと思うが、かなり初期から購読していた記憶がある。
このPC Watch、最近よく「編集長」という単語を見ることが多くなった気がする。昔は特に編集長を押し出したりしていなかったように思うが、どうやら今の若杉紀彦編集長になってから少しカラーが変わったようだ。
ではこの若杉氏とは何者なのか。最近では「なぜなら壊れるからだ。」で話題にもなった。調べていくうち、若杉氏は実は勇者ヨシヒコなのではないか? と思えてくるポイントがいくつもあったためここで紹介したい。
若杉氏のヨシヒコポイント
(1)なぜか作務衣
【4K修行僧】4Kの道に待ち受けるはイバラかゴクラクか? PC環境を完全4K仕様にしてみた - PC Watch
4K修行僧シリーズは若杉氏による連載なのだが、見て分かる通り、作務衣である。しかも青い。私服かと思いきや職場でも青の作務衣である。すでにヨシヒコ世界の住人ではないか……。4K修行僧のロゴや「快適度(KAITEKIDO)」の妙なチープさもヨシヒコ感をそそる。
(2)美女に弱い
ヨシヒコは美女に弱い。旅先で美女に出会って面倒に巻き込まれるのは定番パターンである。一方の若杉氏も美女には弱いようだ。美人広報との取材が長引いたり、Twitterの美女画像botに心を奪われたりしている。(なおこの記事でも外気温7度の中で作務衣である) VRでトリンプブラのふっくら谷間を体験し「元始、女性のお胸はお尻であった」と主張するそのストレートさはまさにヨシヒコそのものである。
(3)ゲームのアカウント名が「のりぴこ」
若杉氏はゲーマーであったようだが、この画像。アカウント名が「のりぴこ」である。もしヨシヒコがゲームに手を出したらアカウント名を「よしぴこ」にするであることは想像に難くない。まさにヨシヒコである。
以上、PC Watch 若杉編集長のヨシヒコっぽさを解説してみたがいかがだろうか。氏の連載、4K修行僧のどハマりっぷり、力強いカメラ目線の写真もなかなか味わい深いため、興味のわいた方は読んでみてほしい。
Amazonリテラシー
最近Amazonでいくつか買い物をして思ったことがある。ネットやPCを使いこなす能力という意味で「ITリテラシー」という言葉があるが、Amazonで買い物をするのにも「使いこなし能力」が必要なのではないか。
例えば、一つの商品ページに色違い・サイズ違いなどのバリエーションが複数登録されている場合があるが、このときレビュー欄は全てのバリエーションが集約される。よく見るとバリエーション名が記載されているが、自分が検討している商品についてのレビューかよく確認しないと参考にならない。
またマーケットプレイス(Amazon以外の第三者からの出品)では、商品ページが「乗っ取られている」なと思うものをしばしば見る。特にノーブランド品に多いが、例えば〜2014年まではとても良い評価が多数付いていたのが、2015年から急に★2〜3ばかりになるといった具合である。これは、その時点で出品者(および商品自体)が変わってしまったのではないかと考えている。
要は、同じ商品ページから買うのでも出品者によって全く違うものをつかまされる可能性がそこそこの確率であるということだ。そして商品のレビューからはどの出品者から買ったものか識別できないので勘と経験に頼るしかない(ここで出品者を明記しているレビュアーには「参考になった」を2,3回押したくなる)。このことに気づけたのは、Amazonでの買い物スキルが上がったというべきか、またはリテラシーを身につけたというべきか。
雑なマインドノードふう思考整理術
仕事でも家でも、頭がとっちらかってよく分からなくなっている。同時に考えることがらが多すぎるなーと思っていたので、マインドノードふうに考えを書き出してみたら、なかなかしっくりきた。
少なくともA4以上の大きな紙に、真ん中に「今の自分」を置いて、頭のなかをぐるぐるしていることを放射状に伸ばしていく。
ぱっと思いついたキーワードをまず生やして、それにはこれが必要だな、あれを先にやらないとな、といったことを枝にしていくと自然と構造っぽく整理できる。枝同士で関連線ひいたりして。さらにToDoみたく用の済んだものは × で消せて気持ちよい。
一時期GTDをやろうとしたことがあるけど、線形に気になることを書き出そうとすると、気になること同士の関連や包含関係が書きたくなる → うまく書けずにモヤる、という経験をしていたので、そこを解決できるマインドノードはよさげに思える。しばらく実践してみようと思う。
家にNASを導入した記録 (2)測定
前の記事のつづき。バックアップもできたので速度を測定する。
前提条件
測定は以下の条件で行う。ベンチマークソフトは使うのが初めてなので正確でないかもしれない。
- マシン:MacBook Pro (Early 2015 / 512GB ssd / 無線LAN)、iMac (Mid 2011 / 1TB HDD / 有線LAN)
- ソフト:AmorphousDiskMark
- ルータ:AtermWG1800HP2
測定結果
MacBook Pro + 11ac(5GHz)
この数字が基本となる。
MacBook Pro + 11n(2.4GHz)
2.4GHzは5GHzより規格上遅いが、実際に影響のあるレベルで差があることがわかった。
iMac + 有線LAN
やはり有線は安定している。
参考1:MacBook Pro 内蔵SSD
桁が2つ違う!
参考2:iMac 内蔵HDD
ネットワークディスクより遅いのなぜだろう・・・
結果
環境によりどの程度速度に差が出るのかわかり有意義だった。でかいファイルコピーなどはやはり有線接続できるとよいのは間違いない。
家にNASを導入した記録 (1)製品検討
メインのPCにMacbook proを買い足して、今まで使っていたiMacを家庭共用(写真や書類置き場)とした。今までバックアップが必要なPCはiMac1台であったので、外付けHDDをTimeMachine用として使っていたが、今回より2台になった。両方バックアップはしたいし、Macbook proはノートなので無線でやりたい。ということでNASを導入することにした。
スペックの検討
ディスク容量の見積もり
iMacのHDD容量は1TB(約80%使用)。既存バックアップ用の外付けHDDは2TB(約90%使用)。そこにMacbook pro(SSD 512GB)が加わるので、少なくとも3TB以上の容量が欲しいところ。
NASの仕様
HDDを自分で選びたいのでドライブレス(HDDの付属しないもの)を選ぶ。
最近のNASは色々多機能らしいが、今回はTimeMachineのバックアップさえできればいい。AFPに対応しているか、公式でTimeMachineをサポートしていることを確認する。
あとはRAID 1が使えること。これは2ベイの製品を選べばまず大丈夫。
以上を前提として、実際の製品を選ぶ。
製品の選定
NAS
2017/1/1現在でAmazonで売れ筋なのはSynology DS216jとQNAP TS-231+という製品。Synologyは社名でググると取材協力の記事がいっぱい出てきており広告してるなー感がある。実際に使ってみた記事・情報が豊富にあるのは良いが。ハードウェア的なスペックではQNAP TS-231+が上回り、価格もやや高い。
今回はAmazonで即納状態だったTS-231+を選んだ。
HDD
Akiba PC WatchのHDD価格動向を見て今出ている機種とだいたいの相場を調べる。各社NAS向けとされるラインナップ(Western Digital RED、Seagate IronWolf、HGST Deskstar NAS)があるので、その中から選ぶことにする。この中ではWDが多数派、Seagate、HGSTがそれに次ぐ印象。HGSTは価格がやや高め。
Amazonで見ると、WD Redは一番の売れ筋らしくレビューがたくさんついている。Seagate IronWolfはAmazon独自の延長保証がついて都合4年保証になっている。HGSTはというと……あれ?4TB2台分だとあんまWD Redと変わんなくね?
ということで日本人がなんとなく安心感を感じるHGST Deskstar NASの4TBを選択。
結果
となった。
正直ツクモのNAS福袋(DS216j + WD Red 3TB x 2が3万円ポッキリ) の存在にもう少し前に気づいていれば……!というのはあるのだが、まあまあ富豪めの構成ができた。
ディスクのアクセス性能は初回バックアップが終わってから計測することにする。