電子漫画を散発的に読んでいる。文字の本からしばらく離れていたが1月2月になって戻ってきた。漫画のいくつかは去年のまとめに書いたので、それ以外をメモする。
地球の中心で何が起こっているのか 地殻変動のダイナミズムと謎 (幻冬舎新書)
図書館で借りた。地質学者が書いており熱量があって面白い。地球の内側がどんな構造になっているのか、なんとなくアニメーションで想像がつくようになる。返してしまったけどどこかで買いたいな。
ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
ネットで全話無料公開してたので一気読みした。いつのことだっけと今調べてみたら去年の夏だった……。これは面白いので完結したら全巻購入したい。ギャグとシリアスのバランスがすごい。
これはKindleで。ふしぎな響きのある単語「荘園」の実態について買いてある。実直でありやや退屈。さっと振り返る古代中世日本史がおもしろい。この時はそこまで感動がなかったが後々読んでおいてよかったと思うことがあった。
プリンシプル オブ プログラミング 3年目までに身につけたい 一生役立つ101の原理原則
安くなっていた時にKindleで買って忘れていたシリーズその1。
昔からはてブを見てた技術系の人は「ストラテジックチョイス」というブログを見たことがあったかもしれない。これはそのブログをまとめた本なのだが、まあつまらない。本になってブログの良さが完全に消失している。1ページに短くまとまったアーティクルがハイパーリンクで参照できたのが良かったのに、本になると似たような抽象度の高い話が延々とつづく。残念な本でした。
最近民法が改正されたというニュースがあって「おおっ」と思ったのはこの本を読んでいたおかげ。法律のバグ、バグの直し方を知ってる担当官、バグを運用回避する産婆さんとかが面白い。書棚入り。
Kindleサンプルのみ。さすがに高い。だいぶ主観的な思いがこもってそうで読みにくさを感じた。美容師と風俗嬢が出てきたあたりで読む気をなくしてそのまんま。
安くなっていた時にKindleで買って忘れていたシリーズその2。スパイの話。面白かった。分量があるのだが一文一文が簡潔に構成されていて読めてしまう、でも量があるのでなかなか辛い、そんな本だった。中東問題を知らなくても読める。PLOとハマスとヒズボラの違いがなんとなく分かるかもしれない。マクニールの世界史で中東あたりのことを振り返れないかなと思う。
電子で。ゆうきまさみ節があって面白い。けど、しょっぱな「リアル」というセリフでウッとくるところはあるかな。「荘園」の知識がここに活きたのはよかった。そのうち物理本を買いたい。