久しぶりの読書メモ。暑いですね。
親から贈ってもらった。夜、子供たちの寝かしつけに読んだら大層好評だったので続刊も購入。何回も音読をせがまれるため録音して再生可能にするに至った。1話が大体25分、長いと40分かかるのでかなりの労力を節減できている。セリフの発言者を地の文で都度書く、1話で分かりやすく話を切る点などが子供への読み聞かせに大変向いている。小学校低学年くらいのお子さんへの音読に是非おすすめ。
ライオンと魔女―ナルニア国ものがたり〈1〉 (岩波少年文庫) シリーズ
ピッピの次の寝かしつけ本として購入、でもこちらはピッピほど音読に向かなかった。子供が興味持たなかったし、3巻ラストで精神世界になってしまったのに自分が辟易してしまっていったん読むのやめ。あと解説で全巻のネタバレしてるのなんなんでしょうね。いつか読み返すかもしれないので本棚に入れてある。
コロナ期の育児に悩みkindleで購入。だいたい遺伝のせい、という主張(乱暴)。強く読み進める気になれず途中で放置。もし物理本を買ってたら売り飛ばしてる。
Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計 (アスキードワンゴ)
お仕事で話題になって読んだ。今思い出せることは何もない……ということは印象薄かったんだな。なんとなく分かったような感覚だけ残ってる。必要になったら読み返そう。
横浜駅SFでおなじみ柞刈先生の本。雪椎名とラーメンの話が面白かった。あと「超監視社会」、割と現実の中国がSFに近づいてるなと思うなど。
中国の若者から見た香港、ウイグル、日本、台湾、政治、民主化について
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「監視国家と中国共産党について」たのしい超監視社会(柞刈湯葉)みを感じる
2020/08/12 19:46
kindleで安くなってて購入。コロナ騒動で知った岩田健太郎医師の本。予想外に軽快な語り口で驚いた。中高生むきなのかな。岩田先生がこんなエモい人だとは知らなかった。
これもkindleで安くなってて購入。風俗と福祉の本。岩田医師のエモさ抜群の本の後で読むと「これが極北か」という思いがする。社会は広いんだなあ。上記の本と合わせて読むのをオススメしたい。
コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか (ブルーバックス)
紅茶からにわかにコーヒー派になったのはここ数ヶ月の間である。豆を挽いてハンドドリップする毎日、コーヒーについて知りたくなってコロナ解禁後の図書館で借りてきた。実に科学的で整理されておりとても良い本。コーヒーの文化的政治的側面をスッパリ切り落としていてシャープな仕上がり。返しちゃったけど買ってもいいくらい。作者のwebsiteはコーヒー好きの間では有名だとか。
https://sites.google.com/site/coffeetambe/
コンビニコーヒーは、なぜ高級ホテルより美味いのか (ポプラ新書)
図書館で借りたコーヒー本その2。「コーヒーの科学」の対極をいく本。主観的、情緒的、根拠ナシ。業界disもあって落差がひどい。突撃型の現場の人が書くとこうなるんだなあと思いつつ一応読みきった。作者の淹れた最高の一杯というのは(物の試しに)一度飲んでみたい気もするが、本はもう一度読みたくない。この本自体がまずいコーヒーのようだ。
はてなー作家でおなじみ、森見登美彦先生の新刊。売れてるらしい。期待して買って一晩で読み切ってしまったが、うーん、今一つであった。脚本が上田誠氏のもので、それをリライトしてるらしいが、しっくりハマってない気がする。四畳半の世界観に「タイムマシーン」という装置があからさまに浮いているし、腐れ大学生モノの精神というべきドロドロとした怨念が足りない。本が汚れないうちに売却するであろう。
他にラノベをかなりの数読んでいるが、そちらは別の場所に感想を書いているのでここには書かない。