【読書】この半年で読んだもの
あっという間に5月の末になっている。2019年と書き慣れるのに時間がかかったがやっと慣れてきた。それももう半年ほどしか使わない。
司馬遼太郎の作品。実は縁者が本の中に登場するので読みたいと思っていた。世俗の人のありようをこんなにも美しく書けるものだなあと感心する。
Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか
あんまり目新しさを感じなかった。Subversion開発チームの話で、LinuxカーネルのDISを感じるのはこの記事のせいだろうか。
Linus曰く「Subversionは史上最も無意味なプロジェクト」 | スラド デベロッパー
HRT、確かにわかるのだけど、原則としては「尊敬=リスペクト」だけあればよいと思っていて、それがあれば後の謙虚・信頼はついてくるものだと思う。読み返しそうにないのでメルカリ行き。
オライリーのお年玉キャンペーン用に購入。最初の方で挫折(早すぎる)。いつか役に立つ日のために本棚で待機している鳥になっている。
何となく活字成分補給目的に購入。Kafkaと違って薄く延ばされた内容に図が入っておりザクザクページ消化した。わかる、そうですね、と思ってメルカリ行き。自分の中で「わかりやすい文章」についての考察が少しずつ溜まっているのを感じていて、どこかで文書化したい。
いつの間にか3巻だったやつ(4巻が出てるのに今気づいた)。家に置いてあるけど惰性を感じるので処分のしどきかなあ。
近代日本の怪人物、辻政信の手記。おもしろい。「日中平和のため」「国家百年の計」みたいな政治的なお題目は煙に巻かれているモヤりをWikipediaによれば書いてあることは概ね事実らしいし、ある種人生の不思議を覚える本。
エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング
図書館で借りた。「組織論」と銘打ちつつも最初はコミュニケーション方法などの話題が多い。組織がどうのこうのという話は最後にまとまっている。読み返しそうなので購入。
エンジニアのためのマネジメントキャリアパス ―テックリードからCTOまでマネジメントスキル向上ガイド
これもオライリーのお年玉だっけ。読んで思うのは「テックリード」に期待する役割が人によって全然違うこと。本の中でも部下/チームメイトのメンタリングをする例としない例がある。みんな技術のことやりたいって言うしなー。まだ家に置いてある。
THE TEAM 5つの法則 (NewsPicks Book)
ビジネス書に感じる文章の薄さというのは何なんだろう。内容が悪いのではない、スポンジを食べさせられてる感じがする。自分がガチで学ぼうという気になっていないからだろうか。処分候補。
ブックオフで購入。最初は良いのだが、ページが進むにつれパターンでないものが増えてくるのには閉口した。一応取ってある。
ブックオフで購入。著名プログラマのエッセイの日本語訳。かなりの数がwebサイト上で公開されているが、書籍としてまとまったものを読める。内容が2000年代でちょっと古さもありぱっとこないので処分検討。
いつか図書館で見かけて欲しいと思っていたものをブックオフで発見、即購入。図解がいい。自分が見るのにもいいけど、子供が大きくなったら教育用途でも使えると思う。蔵書入り。